pappoのアロマテラピー
大切なパートナーにアロマテラピーを
食用油は本当にキャリアオイルに使用できないのか?

書籍やネットなどの情報では、食用油は抽出に熱処理を加えたり、溶剤を使用したりして、トリートメント用のキャリアオイルよりも低品質なため、使用できないとよく書いてありますね。
でも、それは本当のことなのでしょうか?

食用油は口に入れるものでしょう。
つまりそれだけ安全だといえないでしょうか?
口に入れて安心なものをなぜ肌に使ってはいけないのでしょうか?

前々からこの疑問が頭の片隅にありましたが、石けん作りに食用のオリーブオイルを使用することを知り、さらに疑問が大きくなりました。
石けんは苛性ソーダで熱処理を行うから大丈夫だとか、食用は肝臓で毒素をろ過するからいいのだとか、そういうことも書いてあります。
まるで食用オイルに毒素が入っているかのように書いたサイトもありますが、これは言い過ぎですよね。

「キャリアオイルは高品質、比べて食用油は低品質」←これって本当に本当のことなんでしょうか?
あと、「キャリアオイルは肌用に丁寧に抽出されているけど、食用油は安価に大量生産するので、肌には使用できない」←これも本当に本当のことなんでしょうか?

それから蜂蜜やヨーグルトをパックに使いますよね。
手作りコスメの本によくやり方が紹介されていますよね。
あれも食用ですが、肌に塗りますよね。
あれは大丈夫なのに、なぜ食用のオイルはダメなのでしょうか?

ネットでも意見が分かれていますね。
絶対に使用してはいけないという意見と、昔から食用油は髪のつや出しなどに使われていたから使ってもいいという意見があります。

食用油が安全にトリートメントに使えるとしたら、二つのメリットがあります。
1つは、安価に入手できること。
マッサージ用のオイルは食用油の3倍~5倍、物によっては10倍近い値段がします。
本当にそれほどの差があるのでしょうか?

2つめは、様々な種類の油が簡単に手に入ること。
近所のスーパーなどで、オリーブオイル、グレープシードオイル、キャノーラ油、ごま油などなど、高級スーパーではさらに珍しいオイルが簡単に手に入ります。
これらを試すことができます。

そこで、実際に味の素のお客様相談室にメールにて問い合わせをしてみました。
その内容をご紹介します。

まずpappoの問い合わせ内容から。
お忙しいところすみません。
私はアロマテラピーを家族に対して行っていますが、御社で販売している様々なオイル、たとえばグレープシードオイルやごま油やオリーブオイルやべに花油をトリートメント(マッサージ)に使えないものかと思って質問させていただきました。
アロマテラピーに関する書籍などには食用油とトリートメント用のオイルでは製造方法が違い、食用油は工程の中で加熱処理や溶剤による抽出処理が行われマッサージ用オイルと比べて低品質なためトリートメントには使用できないと書かれています。
仮にここまでの内容が正しいとしても、食用油は口に入れるものですので安全ですよね。
口に入れて安全なものを肌に塗ることができない理由が今ひとつわかりません。
昔は食用油で頭皮のマッサージを行っていたという記録も残っているそうです。
ちまたで言われるように、本当に食用油でのトリートメントはできないのでしょうか?
使える油もあるのではないのでしょうか?
ちなみに、既に御社の食用油(オリーブオイル)でパッチテストを行ってみたところ、肌にはなんの異常も見られませんでした。
お忙しいところ、こんな質問をして大変申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

そして、味の素から翌日メールにて返事がありました。
その内容をご紹介します。

「日頃より、弊社商品をご愛用くださいまして、誠にありがとうございます。さて、お問い合わせの件ですが、トリートメント(マッサージ)用のオイルにつきましては、弊社にて知見はありません。
従って、食用油との違いをご説明することは出来かねます。
弊社製品の食用油は、あくまで食用として製造、販売させていただいております。
誠に申し訳ございませんが、それ以外の用途へのご使用につきましては、お勧めしかねます。

<以下はご参考までに>
大豆や菜種、オリーブ、胡麻などの油糧作物から油脂を取り出す方法はご存知のように、大きく分けて圧搾方法と抽出方法の2つの方法があります。
圧搾は溶剤を使用せず圧力等で油分を取り出すもので、胡麻油やオリーブ油、一番搾りキャノーラ油等でございます。
他方抽出は溶剤を使用して油分を取り出す方法で、大豆油やキャノーラ油、コーン油等がこれに当たります。
しかしながら、溶剤はその後の工程にて完全に除去され、製品には全く残ることはありません。
また、加熱工程とはおそらくは精製工程中の脱臭操作のことと思いますが、この工程により、「サラダ油」等として食用として利用できる「おいしい風味」となります。
尚、ごま油やオリーブオイルEV(エキストラバージン)は、その原料の風味を楽しむ目的の油脂であるため、通常の精製工程は経ず、ろ過等にて処理したものです」

pappoはこの内容を読んで、少なくとも圧搾法で抽出し、熱処理も加えていないオリーブオイルはマッサージ用と変わらないのではないかと思ったんですが、まだ確信は持てないです。

味の素は油を食用として作っているので、仮にマッサージに使えるとしても、使えるとは絶対に言わないと思うんですよね。
だからpappoの知りたいことは、実際、食用油とマッサージ用の油ってそんなに違うものなのかってことなんですよ。
味の素からはその明確な回答として「知見がないため説明できない」ということでしたので、また色々自分でも調べてみたいと思います。

もちろん確信が持てるまでは使用しませんよ。

今度、日清オイリオなどにも問い合わせてみようかなぁ~。

というわけで、日清オイリオお客様相談室に電話してみました。
その回答は、
食用として出していて化粧品としては出していないため、責任は持てません。
精製の度合いが違うのかもしれませんが、食用として作っており、化粧用としての評価はしていないので、わかりません。
たまにオリーブオイルをクレンジングに使用しているというお客様からのお電話を頂くことがありますが、お勧めできないと回答しています。
そこでpappoの方から「個人が自分の責任で使用する分は勝手だが、会社として勧めることはできないということですか?」と尋ねたところ、「そうですね」との答えでした。
「御社で化粧用と食用の成分を分析して違いを確認してもらうことはできないか?」と尋ねましたが「そういうことはいたしかねます」とのことでした。

食用油をキャリアオイルに使えますよという会社は恐らくないでしょうね。
なので、食用油とキャリアオイルがどれほど違うのかということを知りたいんですよね。
成分分析をしてくれるような物好きな所はないのでしょうかね。。。

というわけで、いつも精油を購入しているショップへ問い合わせのメールをしました。
ここは自社で様々な成分分析を行っているので、ひょっとしたらデータがあるかもしれない、という少ない可能性を試してみることにしました。

最終的には自分で試すしかないと思ってますけどね。
自分自身が使う分には自分で試せば済む話なんですけどね。
やはりCOOKや家族に使うとなると、そうもいかないですね。

ネット上ではデータもなにもなく、単なる憶測で「使える」「使えない」と意見が分かれていますが、ちゃんとしたデータが揃い、食用油がキャリアオイルとなんら成分が変わらないとなったら、キャリアオイルにこんなに高いお金を払っている現状が変えられると思うんですよね。

逆に、成分が明らかに違い、肌に良くないものが含まれているからスキンケアには使えないなんてことがハッキリしたら、今までなんとなく安全だろう。。。みたいな不安を抱えつつ、使用していた人は使うのをやめるでしょうし。

まぁなんにせよ、面白いので調べてみます。

というわけで、以下の2点について回答を頂きました。

Q1食用油とキャリアオイルの成分に違いはあるのでしょうか?

A:キャリアオイルは化粧品原料にも使用され肌に問題ない事が証明されています。
食用油は防腐剤や保存料などの添加物が入っているものがほとんどです。
肌に使用すると敏感肌の人などには後になって湿疹ができたりするケースがあります。
肌に付けてみて大丈夫かどうか確認する必要があります。
また食用のものは古いオイルも多いので劣化が激しいものもありますのでご注意下さい。
キャリアオイルなどの専門書も出ていますので参考にされるといいと思います。

Q2御社に食用油を長期に渡り利用しているといったお客さんの声など届いていませんか?

A:基本的にトリートメントに食用を使用しないものですが、太白胡麻油をサロンで使用しているケースは聞いた事があります。太白胡麻油の低温圧搾(コールドプレス)されたものであれば安全性は高いと思われます。多少胡麻の香りがあります。

とのことでした。

アドバイスに従い、キャリアオイルの書籍を取り寄せることにしました。
まだまだ、調査にしばらく時間がかかりそうです。

先ほどの精油のショップの説明では、
「食用油は防腐剤や保存料などの添加物が入っているものがほとんど」とのことでした。
このことはよく本にも書いてあります。

これは本当のことなんでしょうか?
そこで、再度、味の素お客様センターへメールにて問い合わせを行いました。
すると、以下のように返信がありました。

お問い合わせいただきました弊社の「食用油」につきまして、
以下お答えさせていただきます。

①御社の食用油には防腐剤と保存料は添加されていますか?
  添加されておりません。

②一般的に食用油にはそれらが添加されているものなのでしょうか?
  添加されておりません。

③仮に添加されているとしたら、それはなんでしょうか?
  弊社の「食用油」には添加しておりませんので、
  ご案内する事ができません。
  
④体に影響はありませんか?
  仮に食用の防腐剤や保存料が添加されていたとしても、
  体に影響はございません。

食用油のメーカーの回答と精油の販売業者の回答がまったく食い違っています。

いったいどちらを信じて良いのやら。。。
味の素から、食用油の製造・販売会社の連絡先を教えてもらいましたので、さらに詳しい情報を入手できると思います。

今日、試しに「太白ごま油 スキンケア」で検索をかけてみたところ、ぞろぞろ出てきましたよ。
既に食用油をマッサージに使っているツワモノどものレポートが。
食用油をマッサージに使ってるっていう掲示板まであったりして。
すごいですねぇ。
ベビーマッサージにも使用しているなんて話も書いてありますね。

pappoも今日(4/30)、早速太白ごま油を買ってきます。
用心のため、まず自分に使ってみますけどね。

////今日、油屋さんが書いたおもしろい記事を見つけたので、ご紹介します。
それはコチラです。

なぜ食用油を作る企業がマッサージにも使えるとは答えないのか? そして、実際に食用油はマッサージに使えるのか? といったことを油屋さんが言葉を濁すことなく、わかりやすく書いています。

このほかにも食用油が使用できるかできないか?について考察を続けています。
その内容はコチラコチラコチラ



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Author:pappo
↑pappo&cook
講座やお仕事の依頼等のお問合わせは下記までお願いいいたします。
pappoaroma@gmail.com

☆AEAJアロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー
☆環境カオリスタ
☆AEAJアロマ環境協会会員
☆JMAA日本メディカルアロマテラピー協会正会員


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