pappoのアロマテラピー
大切なパートナーにアロマテラピーを
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食用油は本当にキャリアオイルに使用できないのか? その後

以前、コチラの記事で「食用油は本当にキャリアオイルに使用できないのか?」というテーマで書かせて頂きました。
おかげさまでたくさんの反響がありました。

香りに関する書籍を多数出版しているフレグランスジャーナル社から声をかけて頂き、同じテーマで月刊誌「aromatopia」に寄稿もさせて頂きました。

寄稿に際しては、ブログと同じ内容をまとめただけでは面白くないので、実際に知人30人に協力してもらい、食用油をパッチテストしてもらい、その結果もまとめさせて頂きました。

pappoも時折食用油を使っていましたが、結局は化粧用のスィートアーモンドオイルとホホバオイルに帰っていきました。

なぜそうなったのか? を自問自答してみました。

食用油の中でも圧搾法で熱処理を行わないで採油する油であれば使えるのではないか、太白ごま油やしそ油などを使用しても肌に異常が出ることはまったくなかったし、問題なく使えたではないか???
と考えました。

pappoはそうたくさんの種類の化粧用オイルを知っているわけではありませんが、少なくともpappoがいつも使用している化粧用のオイルとはその使用感が少し違うんです。
特に太白ごま油はもったりした感触が手の中に残りました。
そして肌のべたつき。(そんなに気になるものではありませんが、化粧用と比べた場合ということです)

そして決定的に違ったのは、キャリアオイルとしての力の差でした。

キャリアというだけに、オイルは精油成分の運び手でなければなりません。
なのに、太白ごま油を使用するといつまでも精油の香りが肌に残っているんです。

ところがいつも使用している化粧用のオイルだと精油の香りがほどなくなくなってしまいます。

つまり精油の成分を体内に運んでくれたのだと思いました。

そういうことが気になって太白ごま油に手がのびないのだなあと思いました。

ところが、しそ油はキャリアオイルとしてのはたらきは十分あると思いました。
ですが、しそ油はαリノレン酸を豊富に含んでいるため、熱に弱く、酸化しやすいという欠点があります。
いつも冷蔵庫に保存しないとなりません。
そういうちょっとした手間が面倒くさくて、使用する気になれませんでした。

雑誌に寄稿する際、えごま油をパッチテストに使用しました。
これも食用で、しかもαリノレン酸を多く含んでいるため熱に弱く酸化しやすいんですが、このオイルはキャリアとしての力が十分にあると感じました。

えごま油自体に独特の匂いがありますが、このオイルでトリートメントを行いますとあっという間に精油の匂いがなくなってしまい、あとにはえごま油の匂いだけが残ります。
その匂いもくどいという感じではなく、枯れ草のような匂いです。

えごま油は料理に摂取してもいいし、塗ってもいいという印象を持ちました。
ですが、これも冷蔵庫に保管し、早めに使い切ってしまわなければならないのでそこが面倒です。

今も冷蔵庫にシソ油もえごま油もありますが、わざわざ冷蔵庫から出して・・・という気になれないんです。

冬場に冷たいオイルを肌に塗るのもためらわれます。

そんなこんなで最近はもっぱら化粧用のオイルを使っています。

pappoが出した結論は、食用にもトリートメントに適したオイルはある。
その際、キャリアオイルとしての良し悪しを見分けるには、トリートメント後、肌にいつまでも精油の香りが残っているようなら精油の成分は体内に十分には運ばれていない、だからそのオイルはキャリアオイルには適していない。
逆に、化粧用のオイルだからといって何でもかんでもいいかというとそうとも言えない。
精製の過程で脱臭、脱色などの工程を経ることから、豊富な栄養素が失われてしまう場合もあるので。

キャリアオイルとして考えた場合、結局は自分で使ってみて、その使用感、つまり①べたつかない、②精油の匂いが残らない、ということが大事だという結論に達しました。

太白ごま油の使用感はpappo個人が感じたもので、これが誰にでも当てはまるものとは思いません。
太白ごま油の使用感が好きな人は大勢いると思います。
結局は個人の感じ方だと思います。

結局は自分で使ってみて、自分で判断するしかないということですが、この二つの点(↑①と②)に注目すべき、という結論に行き着いたことは良かったと思います。




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雑誌 アロマトピアに寄稿しました。

アロマテラピー関連書籍を多数出版しているフレグランスジャーナル社から定期的に刊行されている
雑誌aromatopiaにpappoも寄稿しました。

パッチテストでご協力頂いたたくさんの皆様にこの場を借りてあらためてお礼を申し上げます。

以下、フレグランスジャーナル社の記事より引用

●アロマトピア No.101(最新号 7/26発行)

〔特集〕最近のキャリアオイルの品質と安全性について
アロマテラピーにおいて、キャリアオイルは大変重要な位置を占めますが、精油ほどその情報は多くありません。
今回は、キャリアオイルにスポットを当て、安全性や有用性、コストパフォーマンスや原産地の状況など、各界の専門家にいろいろな角度から検証していただきました。
また、最近注目され始めた新しいキャリアオイルや、珍しいキャリアオイルも多数ご紹介しております。

■キャリアオイルを考える…青 暢子
■キャリアオイルの経皮吸収に及ぼす影響とその安全性について…川口健夫
■脂肪酸の生理機能:n-6系、n-3系の多価不飽和脂肪酸を中心に…小林義典
■植物油:強力な治癒力のあるエネルギー貯蔵庫(1)…エリアーネ ツィンマーマン
■未精製と精製植物油の違い…古川令子
■マッサージ(トリートメント)オイルとしてのキャリアオイルの品質と安全性に
 ついて…鈴木理惠
■アロマテラピーに使用する植物油の品質について…澤地 渉
■食用油はアロマトリートメントに使用できないか?…沼津ソウル
■セラピストからみたキャリアオイルの選び方と留意点…雨宮あかり
■看護師から見たキャリアオイルの選び方や安全性、使い方などについて
 …塚原ゆかり
■雪椿種子オイル(雪椿オイル)…坂井淳一
■動物性キャリアオイルの特性と効用:アボリジニの秘薬エミュオイル…清水俊輔
■アルゼンチンにおけるホホバについて…加藤光男
■注目のキャリアオイル
〈Column〉
・植物油の認定までの流れ
・皮膚や毛髪に対するツバキ油の効果
・モロッコ産アルガンオイルの現状
・小豆島でのオリーブ搾油の現状

詳しい内容、ご注文
http://www.fragrance-j.co.jp/magazine/topia.html

※発行日までは予約注文となります。


ショッピングカートを買ったよ!そして月見草油

カート 梱包1_convert_20091121181221

COOK会の荷物運びのために、とうとう買っちゃいました。
ショッピングカート。
そうです、スーパーなどでよく見かけますよねぇ。
こんなのがネットで売ってるんですねぇ。

箱にも入らず、すごくラフな梱包で届きました。
ダンボールは後で捨てるのに困るので、良かったです。

↓ついでに買った買い物かごもこんな感じで送ってきました。
カート 梱包2_convert_20091121181418

↓今日天気が良かったので、グルーガンでシールを貼りました。
長女と次女の二人で好きなように付けてもらいましたよ。
カート4_convert_20091121181710

↓次女が付けたシールを点検しています。
いや、ひょっとしたら満足そうに眺めているのかも。
カート_convert_20091121181901

↓こんな感じで付けてます。
カート5_convert_20091121182107

↓次女がゆっくりくつろげるぐらい広々としています。
次女は「ここで暮らしてもいい」みたいなことを言ってました。
カート2_convert_20091121182212

↓ずっと捜し回っていた月見草油がやっと見つかりました。
このオイルはγ(ガンマ)リノレン酸を含んでいて、お肌にとってもいいようなんですよねぇ。
実際に使ってみて、その使用感を確認してみたいと思います。
酸化しやすいんで、要冷蔵です。
なにに使おうかまだ考え中です。
月見草油_convert_20091121182348


食用油は本当にキャリアオイルに使用できないのか?について

以前から「食用油は本当にキャリアオイルに使用できないのか?」というテーマで考察を続けてまいりましたが、今日は前田京子さんが書いた↓
シンプルスキンケアシンプルスキンケア
(2008/11/05)
前田京子

商品詳細を見る

にタイヘン示唆に富む話が載っていたのでそのまま引用させて頂きご紹介させて頂きます。

以下引用です。
「オリーブオイル、スイートアーモンド油など、さまざまなオイルは、ヨーロッパではギリシャ、ローマの時代から、食用のほか、美容用、医薬品として日常生活では、垣根なく使われてきました。
今でも自然食品店などで、上質な食用オイルを手に入れ、食べるだけではなく、マッサージやバスオイルなどとしてスキンケアに使い回し、トータルなボディケアをするという習慣を持つ人は、欧米では珍しくありません。
けれども日本では、法規上「化粧用のオイル」と「食用のオイル」は製造販売するときの認可制度の関係で、はっきりと別のものとして扱われていますし、そんなラベルの垣根を越えた使い方をすることに、迷われる方もいらっしゃるに違いありません。
たとえば、今では日本でも、食用オリーブをクレンジングに使っている方は多くいらっしゃると思いますが、そのように、ある食用オイルをスキンケアに使ってみようと思ったとき、製造販売元に「このオイルを肌にぬってもいいですか?」と問い合わせたとしましょう。
たとえ実際には、そのオイルがスキンケアに効果の高いものであった場合でも、その製造販売元があくまでも「食用」として販売しているかぎり、「肌にも使えますよ」という案内は、決して顧客に対してはしてはいけない決まりになっているのです。
化粧用、食用の安全基準は別々に設定されていて、ある場合には、そうして区別がどうしても必要であり、消費者の立場からすると、納得できる面もあれば、線引きをされてちょっぴり不便だなと感じる場合もあります。
どちらにせよ、自分の判断と責任による食用オイルの「使い回し」は、買って使う私たちの自由ではありますが、今の法律上、メーカーから「使っても大丈夫」というお墨付きをもらうことはできないのだということを知っておいてください。
けれども、法律論を離れて現実の生活のことを考えてみれば、市販の「化粧品」について、「化粧用だから肌に使っても絶対に大丈夫」というお墨付きをもらうことだって、結局は不可能です。
実際、肌のための「化粧品」が肌に合わずに困っている人がいるのですから・・・・・・。
化粧品であれ、食品であれ、その品にどんな用途を求めるのかをまず決め、ラベルを見て、材料や成分、製法を確かめ、「自分にとっては何が安全で役に立つか」を自分自身で判断するしかないのです。
私自身、ボディケアに食用オイルを使うこともあれば、用途と使い心地の好みによって、化粧用オイルを選ぶこともあります(化粧用オイルを食べることは、まずありませんが・・・・・・)。
スキンケアのために何を選ぶにしても、毎日自分の肌に使うものにきちんとお墨付きを与えることができるのは、最終的にはその肌の感覚を知っている自分だけ」

引用終わり。

これまでのキャリアオイルに関する記事は
コチラコチラコチラ
です。


ゴマ油の使用感

太白ゴマ油のパッチテストも異常がなく、しそ油とゴマ油をミックスしたオイルでのパッチテストでも異常が見られませんでした。
最後のミックスオイルでのパッチテストは短時間で肌に異常が出るかどうかのテストしかしていませんが、別々に48時間のテストを行ったので大丈夫だと思います。

そこで、さっそく精油を足して、セルフトリートメントを行いました。
しそ油:太白ごま油=1:4の割合でミックスしたオイルに4種類の精油を各1滴ずつ、1.5%の濃度になるよう希釈してみました。
使用した精油は
・ペパーミント
・ローズマリー
・オレンジスィート
・グレープフルーツ

まずオイル自体は無色で匂いもありません。
ただ、肌に塗ってみると、いつも使っているスィートアーモンドオイルよりも少しべた付きがあります。
でもベタベタするという感じではありません。
塗った後、30分ぐらいは少しべた付いた感じがありましたが、それを過ぎる頃からは肌もサラリとしていました。

あと、精油の匂いがあまり目立たなくなるのは意外でした。
いつもより濃い目に使用したのに、匂いはそれほど目立ちません。
でも、肌にはいつまでも精油の匂いが残っていました。

普段は塗ってしばらくすると、肌には精油の匂いがほとんど残っていませんので、そこが違いました。

これって精油が肌の中に浸透していってないってことなのかな?とちょっと思わないでもないですが。

肌のすべりはいいです。
でも、スィートアーモンドオイルに比べるとちょっとモタッとした感じです。

今日、荻窪の「カルディー」にオイルを見に行ったら、九鬼の太白ゴマ油(340gで748円)やαリノレン酸が豊富な亜麻の実油(170gで1080円)や荏胡麻油(エゴマ油170gで1039円)などがありました。

あと、石けん作りに使えるパームオイルが500gで998円で売ってました。

食用だと思うと、ゲッ高い!と思わず手を引っ込めてしまいそうになりますけど、キャリアオイル用にと思うと、安っ!と思ってしまうのが不思議ですねぇ。

色々な油を売ってましたが、残念ながら月見草油はありませんでした。
そういえば、すごくバカ高いゴマ油がありましたよ。
熊本産の玉締め製法で作られた「国産黒ゴマ油」(95gで2940円)これは黒ゴマって書いてありますけどオイルは透明でした。
ちっちゃ~いビンに入ってこの値段ですからね。
これは食用だろうが、マッサージ用だろうが、高っ!って感じですよ。

どんな油だろう!?って興味津々ですが、見なかったものとして帰りました。



キャリアオイルのこと

ホホバオイル、マカダミアナッツオイル、スィートアーモンドオイル、グレープシードオイルはキャリアオイルによく使われるし、ネットや本にもいろんな解説が載っているので、今日はそれ以外のオイルのことに触れてみたいと思います。

「ローズヒップ油」
リノール酸を43.9%、αリノレン酸を33.9%ととてもバランスよく含んでおり、細胞組織を修復し、肌の老化を抑制するはたらきがあるといわれます。

「アボカド油」
カロチン(ビタミンA)やビタミンEなどを豊富に含み、エモリエント効果が高いので、美容オイルとして用いられます。
単独で使用するより、ほかの植物油に5~10%の割合でブレンドして用いられます。

そして、pappoが今注目しているのは↓
「月見草油」
ガンマリノレン酸を9%ほど含んでいます。
ガンマリノレン酸は必須脂肪酸であるリノール酸が体内でホルモン質であるプロスタグランジンに代謝される過程で生成する物質です。
しかし、ストレスや酒、タバコなどの阻害要因があると、代謝がうまくいかず、ガンマリノレン酸の不足が生じます。
したがってプロスタグランジンが十分に生成されないためアレルギーや生理痛、肥満などの症状が発現します。
このためガンマリノレン酸を体外から補給してやろうというのが月見草油を用いる目的です。
月見草油も他の植物油に10%の割合でブレンドして用います。

ほかにも注目株のオイルがたくさんありますよ。
たとえば、
「ククイナッツ油」
ハワイ州の州木、ククイの木から採取するオイルです。
リノレン酸とリノール型必須脂肪酸を豊富に含んでいます。

「セントジョーンズワット油」(別名ハイペリカム油)
この植物油自体にいろいろな治療特性があるといわれています。
・皮膚の温度を低下させる作用があるので、日焼けを含むヤケドと炎症に
・夜尿症に腰のマッサージに使用されます。
・痔、痛風、リューマチ、じんましん、ヘルペスなどに用いられる。
・カレンデュラ油との各50%の混合は挫傷と打撲に効果的。

「カレンデュラ油」
マリーゴールド(和名キンセンカ)の花を他の植物油に浸す浸出法により抽出します。
創傷治癒作用、抗痙攣作用などがあります。

以上、↓の本を参考にしました。
アロマセラピーとマッサージのためのキャリアオイル事典アロマセラピーとマッサージのためのキャリアオイル事典
(2001/03)
レン プライスイアン スミス

商品詳細を見る


ベーシック アロマテラピーの事典ベーシック アロマテラピーの事典
(1998/10)
林 真一郎

商品詳細を見る


以前、この記事で、「食用油は本当にキャリアオイルに使用できないのか?」というテーマでいろいろ調べたんですが、結局答は出ずじまいでしたが、今日、油屋さんが書いたおもしろい記事を見つけたので、ご紹介します。
それはコチラです。

なぜ食用油を作る企業がマッサージにも使えるとは答えないのか? そして、実際に食用油はマッサージに使えるのか? といったことを油屋さんが言葉を濁すことなく、わかりやすく書いています。



食用油をキャリアオイルに使ってみる

以前、食用油はキャリアオイルに使用できるのか? というテーマで色々調べてみましたが、今日、ふと思いついて、「太白ごま油 スキンケア」で検索してみたら、ごま油をスキンケアやマッサージに使っている人の記事がたくさんヒットしました。
掲示板なんかもあったりして、使っている人はたくさんいるようです。
ベビーマッサージに使っている人もいるようです。

そこで、pappoも試しに自分に使ってみることにしました。

ゴマ油の主要成分のリノール酸は、石鹸や乳化剤などの製造に用いられ、肌の保湿や、ニキビなどに対する局所的な抗炎症作用など肌に良い性質を持ち、化粧品にも使われているそうです。
ただ過度の摂取(経口摂取のこと)はアレルギーを悪化させたり、大腸癌などのリスクを高めるため注意が必要だそうです。

トリートメント用のスィートアーモンドオイルは500mlで3000円前後する一方で、太白ごま油は450mlで639円ですので、かなりリーズナブルにアロマトリートメントができるようになります。
問題なく使えればの話ですが。
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さらに紫蘇油(しそ油)も購入しました。
これはネットの情報によると、スキンケアにとてもいいらしいです。
こちらも試してみたいと思います。
ただ、こちらは180gで799円ですので、かなり高いです。
しそ油の主要成分α-リノレン酸には血液の流れを良くしたり、ガン細胞の増殖を抑えたり、抑うつ症などを改善したりする働きがあると考えられているそうです。

α-リノレン酸はリノール酸の作用を抑制してくれるので、リノール酸の過剰摂取による影響が多いアトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー疾患の症状を緩和させる働きもあるようです。
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ネット情報で、αリノレン酸:リノール酸=1:4で使用するといいと書いてあり、考えてみると、なるほどαリノレン酸はリノール酸過多の状態を緩和してくれるようなので、混ぜて使用するのは良さそうなので、一度それで試してみます。


食用油は本当にキャリアオイルに使用できないのか?

書籍やネットなどの情報では、食用油は抽出に熱処理を加えたり、溶剤を使用したりして、トリートメント用のキャリアオイルよりも低品質なため、使用できないとよく書いてありますね。
でも、それは本当のことなのでしょうか?

食用油は口に入れるものでしょう。
つまりそれだけ安全だといえないでしょうか?
口に入れて安心なものをなぜ肌に使ってはいけないのでしょうか?

前々からこの疑問が頭の片隅にありましたが、石けん作りに食用のオリーブオイルを使用することを知り、さらに疑問が大きくなりました。
石けんは苛性ソーダで熱処理を行うから大丈夫だとか、食用は肝臓で毒素をろ過するからいいのだとか、そういうことも書いてあります。
まるで食用オイルに毒素が入っているかのように書いたサイトもありますが、これは言い過ぎですよね。

「キャリアオイルは高品質、比べて食用油は低品質」←これって本当に本当のことなんでしょうか?
あと、「キャリアオイルは肌用に丁寧に抽出されているけど、食用油は安価に大量生産するので、肌には使用できない」←これも本当に本当のことなんでしょうか?

それから蜂蜜やヨーグルトをパックに使いますよね。
手作りコスメの本によくやり方が紹介されていますよね。
あれも食用ですが、肌に塗りますよね。
あれは大丈夫なのに、なぜ食用のオイルはダメなのでしょうか?

ネットでも意見が分かれていますね。
絶対に使用してはいけないという意見と、昔から食用油は髪のつや出しなどに使われていたから使ってもいいという意見があります。

食用油が安全にトリートメントに使えるとしたら、二つのメリットがあります。
1つは、安価に入手できること。
マッサージ用のオイルは食用油の3倍~5倍、物によっては10倍近い値段がします。
本当にそれほどの差があるのでしょうか?

2つめは、様々な種類の油が簡単に手に入ること。
近所のスーパーなどで、オリーブオイル、グレープシードオイル、キャノーラ油、ごま油などなど、高級スーパーではさらに珍しいオイルが簡単に手に入ります。
これらを試すことができます。

そこで、実際に味の素のお客様相談室にメールにて問い合わせをしてみました。
その内容をご紹介します。

まずpappoの問い合わせ内容から。
お忙しいところすみません。
私はアロマテラピーを家族に対して行っていますが、御社で販売している様々なオイル、たとえばグレープシードオイルやごま油やオリーブオイルやべに花油をトリートメント(マッサージ)に使えないものかと思って質問させていただきました。
アロマテラピーに関する書籍などには食用油とトリートメント用のオイルでは製造方法が違い、食用油は工程の中で加熱処理や溶剤による抽出処理が行われマッサージ用オイルと比べて低品質なためトリートメントには使用できないと書かれています。
仮にここまでの内容が正しいとしても、食用油は口に入れるものですので安全ですよね。
口に入れて安全なものを肌に塗ることができない理由が今ひとつわかりません。
昔は食用油で頭皮のマッサージを行っていたという記録も残っているそうです。
ちまたで言われるように、本当に食用油でのトリートメントはできないのでしょうか?
使える油もあるのではないのでしょうか?
ちなみに、既に御社の食用油(オリーブオイル)でパッチテストを行ってみたところ、肌にはなんの異常も見られませんでした。
お忙しいところ、こんな質問をして大変申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

そして、味の素から翌日メールにて返事がありました。
その内容をご紹介します。

「日頃より、弊社商品をご愛用くださいまして、誠にありがとうございます。さて、お問い合わせの件ですが、トリートメント(マッサージ)用のオイルにつきましては、弊社にて知見はありません。
従って、食用油との違いをご説明することは出来かねます。
弊社製品の食用油は、あくまで食用として製造、販売させていただいております。
誠に申し訳ございませんが、それ以外の用途へのご使用につきましては、お勧めしかねます。

<以下はご参考までに>
大豆や菜種、オリーブ、胡麻などの油糧作物から油脂を取り出す方法はご存知のように、大きく分けて圧搾方法と抽出方法の2つの方法があります。
圧搾は溶剤を使用せず圧力等で油分を取り出すもので、胡麻油やオリーブ油、一番搾りキャノーラ油等でございます。
他方抽出は溶剤を使用して油分を取り出す方法で、大豆油やキャノーラ油、コーン油等がこれに当たります。
しかしながら、溶剤はその後の工程にて完全に除去され、製品には全く残ることはありません。
また、加熱工程とはおそらくは精製工程中の脱臭操作のことと思いますが、この工程により、「サラダ油」等として食用として利用できる「おいしい風味」となります。
尚、ごま油やオリーブオイルEV(エキストラバージン)は、その原料の風味を楽しむ目的の油脂であるため、通常の精製工程は経ず、ろ過等にて処理したものです」

pappoはこの内容を読んで、少なくとも圧搾法で抽出し、熱処理も加えていないオリーブオイルはマッサージ用と変わらないのではないかと思ったんですが、まだ確信は持てないです。

味の素は油を食用として作っているので、仮にマッサージに使えるとしても、使えるとは絶対に言わないと思うんですよね。
だからpappoの知りたいことは、実際、食用油とマッサージ用の油ってそんなに違うものなのかってことなんですよ。
味の素からはその明確な回答として「知見がないため説明できない」ということでしたので、また色々自分でも調べてみたいと思います。

もちろん確信が持てるまでは使用しませんよ。

今度、日清オイリオなどにも問い合わせてみようかなぁ~。

というわけで、日清オイリオお客様相談室に電話してみました。
その回答は、
食用として出していて化粧品としては出していないため、責任は持てません。
精製の度合いが違うのかもしれませんが、食用として作っており、化粧用としての評価はしていないので、わかりません。
たまにオリーブオイルをクレンジングに使用しているというお客様からのお電話を頂くことがありますが、お勧めできないと回答しています。
そこでpappoの方から「個人が自分の責任で使用する分は勝手だが、会社として勧めることはできないということですか?」と尋ねたところ、「そうですね」との答えでした。
「御社で化粧用と食用の成分を分析して違いを確認してもらうことはできないか?」と尋ねましたが「そういうことはいたしかねます」とのことでした。

食用油をキャリアオイルに使えますよという会社は恐らくないでしょうね。
なので、食用油とキャリアオイルがどれほど違うのかということを知りたいんですよね。
成分分析をしてくれるような物好きな所はないのでしょうかね。。。

というわけで、いつも精油を購入しているショップへ問い合わせのメールをしました。
ここは自社で様々な成分分析を行っているので、ひょっとしたらデータがあるかもしれない、という少ない可能性を試してみることにしました。

最終的には自分で試すしかないと思ってますけどね。
自分自身が使う分には自分で試せば済む話なんですけどね。
やはりCOOKや家族に使うとなると、そうもいかないですね。

ネット上ではデータもなにもなく、単なる憶測で「使える」「使えない」と意見が分かれていますが、ちゃんとしたデータが揃い、食用油がキャリアオイルとなんら成分が変わらないとなったら、キャリアオイルにこんなに高いお金を払っている現状が変えられると思うんですよね。

逆に、成分が明らかに違い、肌に良くないものが含まれているからスキンケアには使えないなんてことがハッキリしたら、今までなんとなく安全だろう。。。みたいな不安を抱えつつ、使用していた人は使うのをやめるでしょうし。

まぁなんにせよ、面白いので調べてみます。

というわけで、以下の2点について回答を頂きました。

Q1食用油とキャリアオイルの成分に違いはあるのでしょうか?

A:キャリアオイルは化粧品原料にも使用され肌に問題ない事が証明されています。
食用油は防腐剤や保存料などの添加物が入っているものがほとんどです。
肌に使用すると敏感肌の人などには後になって湿疹ができたりするケースがあります。
肌に付けてみて大丈夫かどうか確認する必要があります。
また食用のものは古いオイルも多いので劣化が激しいものもありますのでご注意下さい。
キャリアオイルなどの専門書も出ていますので参考にされるといいと思います。

Q2御社に食用油を長期に渡り利用しているといったお客さんの声など届いていませんか?

A:基本的にトリートメントに食用を使用しないものですが、太白胡麻油をサロンで使用しているケースは聞いた事があります。太白胡麻油の低温圧搾(コールドプレス)されたものであれば安全性は高いと思われます。多少胡麻の香りがあります。

とのことでした。

アドバイスに従い、キャリアオイルの書籍を取り寄せることにしました。
まだまだ、調査にしばらく時間がかかりそうです。

先ほどの精油のショップの説明では、
「食用油は防腐剤や保存料などの添加物が入っているものがほとんど」とのことでした。
このことはよく本にも書いてあります。

これは本当のことなんでしょうか?
そこで、再度、味の素お客様センターへメールにて問い合わせを行いました。
すると、以下のように返信がありました。

お問い合わせいただきました弊社の「食用油」につきまして、
以下お答えさせていただきます。

①御社の食用油には防腐剤と保存料は添加されていますか?
  添加されておりません。

②一般的に食用油にはそれらが添加されているものなのでしょうか?
  添加されておりません。

③仮に添加されているとしたら、それはなんでしょうか?
  弊社の「食用油」には添加しておりませんので、
  ご案内する事ができません。
  
④体に影響はありませんか?
  仮に食用の防腐剤や保存料が添加されていたとしても、
  体に影響はございません。

食用油のメーカーの回答と精油の販売業者の回答がまったく食い違っています。

いったいどちらを信じて良いのやら。。。
味の素から、食用油の製造・販売会社の連絡先を教えてもらいましたので、さらに詳しい情報を入手できると思います。

今日、試しに「太白ごま油 スキンケア」で検索をかけてみたところ、ぞろぞろ出てきましたよ。
既に食用油をマッサージに使っているツワモノどものレポートが。
食用油をマッサージに使ってるっていう掲示板まであったりして。
すごいですねぇ。
ベビーマッサージにも使用しているなんて話も書いてありますね。

pappoも今日(4/30)、早速太白ごま油を買ってきます。
用心のため、まず自分に使ってみますけどね。

////今日、油屋さんが書いたおもしろい記事を見つけたので、ご紹介します。
それはコチラです。

なぜ食用油を作る企業がマッサージにも使えるとは答えないのか? そして、実際に食用油はマッサージに使えるのか? といったことを油屋さんが言葉を濁すことなく、わかりやすく書いています。

このほかにも食用油が使用できるかできないか?について考察を続けています。
その内容はコチラコチラコチラ

お待たせしました。キャリアオイルが届きました

注文していたキャリアオイルが届きました。

Kちゃんは眼精疲労と冷えからくる肩こりに、
Aちゃんは花粉症対策スプレーとリラックスできる香りのオイルを。。。とのリクエスト。

これからトリートメントオイルを作りますので、楽しみにしていてください。
都合を合わせてCOOKと一緒に持って行きますね。

ではでは。





プロフィール

pappo

Author:pappo
↑pappo&cook
講座やお仕事の依頼等のお問合わせは下記までお願いいいたします。
pappoaroma@gmail.com

☆AEAJアロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー
☆環境カオリスタ
☆AEAJアロマ環境協会会員
☆JMAA日本メディカルアロマテラピー協会正会員


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